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タブンネ「今日は暇だし600族のみんなでもからかいにいっちゃおっかな♪」 タブンネ「あっ ガブリアスさん発見♪ とっし~ん!!」 ガブリアス「おふぅっ! なんだぁ?? ん?? 何だあのピンクの豚は??」 メタグロス「ガブリアスよ 浮かない顔してどうかしたのか??」 ガブリアス「いや、さっきピンクの豚みたいなのが俺に突進してきてそのまま逃げていったんだが」 メタグロス「ああ タブンネのことか 最近我ら600族にちょっかいをだしているらしいんだ サザンドラもやられたみたいだな」 サザンドラ「ガブにグロスさんか 聞いてくれないか・・・今朝俺が寝てたら頭をぐるぐるに結ばれていたんだが、、最悪の目覚めだった」 ガブリアス「メタグロスに聞いたがお前もやられたのか、、俺達を嘲笑っているのか・・・お仕置きが必要みたいだな」 メタグロス「同意」 サザンドラ「同じく」 タブンネ「楽しかったぁ~ さてと、今日はまだまだ暇だし次は一番プライドの高いボーマンダさんのところかな♪」 タブンネ「あっ! ボーマンダさん発見♪ 休んでお昼寝中みたい♪ 上からタライを落としてペンキでもかけちゃお♪」 バコーン! ビシャッ! ボーマンダ「・・・・・ この俺にいい度胸だあのメス豚・・・ こそこそしやがって・・もうバレてるんだよ」 バンギラス「あ? あれはマンダ君 いつも温厚なマンダ君が暴れながら飛んでる どうしたのかな? カイリュー「何かあったのかしら? ちょっとマンダ君? どうしたの?」 ボーマンダ「お? バンギラスとカイリューか?? 例の糞豚ブンネにやられた・・・」 ガブリアス「お前もやられたのか?? 今メタグロスとサザンドラと一緒にタブンネをこらしめる作戦会議をしてたんだ」 バンギラス「協力するわ」 カイリュー「同じくね」 メタグロス「さて、、どうやって始末する??」 サザンドラ「そんなの簡単 全員で最高威力の技を叩きこむ ボーマンダ「グォワギャオッォォォォーース!!」 ガブリアス「ボーマンダ やる気十分だなw」 タブンネ「ミィ♪ ミィ♪ みぃ~~っ♪」 ボーマンダ「おいクソ豚! この前はよくも屈辱を 喰らえ流星群!!」 タブンネ「え、、なんのことミィ?? ミ、、ミィィイイイイイイィィィッ!!」 タブンネ「ワタシなんもした覚えないのに・・・ちょっと待ってお願いやめてミィ・・」 ガブリアス「とぼけるな!! ハチマキ逆鱗で吹っ飛べ!!」 タブンネ「ミミィィィーーーッッ!!」 バンギラス「必殺のストーンエッジ!!(急所)」 タブンネ「ミギャアアアアアァァァァア’’’」 カイリュー「流星群をもう一発!!」 タブンネ「ミギャッッゥッッッ・・・もう、、、やめ・・」 メタグロス「コメットパンチだ その身に刻むがよい」 タブンネ「ミミィィーーーーーーーーーーーーッッ!!」 ボーマンダ「さぁ 遊びはこれまでだ・・・俺の怒りの眼鏡流星群で粉々だ!!」 ラティオス「600族のみなさん 事情は分からないけど楽しそうじゃん 俺も混ぜてよ 流星群!」 ウルガモス「私も最近孵化に疲れちゃって・・・豚の丸焼きを食べたかったのよね~ 大文字!」 ボルトロス「雷を直撃だ!!」 テラキオン「噂のサンドバッグ発見 インファーーーイト!!」 タブンネ「ミ’ミァア’vんvねうおヴぇvへうえvrh・・・・・・・・」 タブンネの体は縦に真っ二つに切断されて粉々に肉片が吹き飛んで原型もないくらいに吹き飛んだ ボーマンダ「これでスッキリしたな」 ガブリアス「生まれたかったらこんなことするんじゃないぞ」 メタグロス「一件落着だな」 ゾロアーク「アヒャヒャヒャヒャwww 成功成功~ イタズラ成功ww イリュージョンって楽しいな~~」 めでたしめでたし♪
https://w.atwiki.jp/jojobr2/pages/123.html
柱の男カーズ、エルメェス・コステロを無惨にも殺した彼が今考えているのは"拠点の確保"、柱の男、これは吸血鬼や屍生人にも言えることなのだが、彼らは日光に弱い。 自然、夜しか行動できない彼らにとって太陽光に当たる事は即ち死を意味する。 その為柱の男、吸血鬼、屍生人等はこのような状況ではまず拠点を確保しなければならないのだ。荒木飛呂彦がわざわざ深夜からこの殺し合いを始めたのも彼らへの配慮だろう。 殺し合いに放り込まれたという事に関しては配慮と言える筈もないが。 カーズは考える、どこへ向かうかと。中心部へ行くのは無謀だ。人間共が多く集まる可能性が高く、拠点を破られでもしたたらそれは即ち死を意味する。それではあまりにも無策だ。 ならば自分の位置から近い食屍鬼街か果樹園へ行くのはどうか?これも駄目だろう。 主要施設もまた拠点として集まる可能性が高いからだ、特に後者は果物があるかもしれないと食糧確保に向かう者達が来るだろう、 人間の体内に入ってやり過ごす事も考えたが先程のやつらのようにくだらん友情ごっこで自らの体を爆破するような輩がいるかもしれない、これもまずい。幾重にも思考を張り巡らせ、カーズが出した結論は…… 『南へ向かうか……かつ主要な施設は避けなければならん……このカーズは必ず勝たねばならん……赤石を手に入れ、仲間と合流し、アラキの力を奪う……その為ならば……結果や過程なぞ……どうでもいい……どんな手を使おうが……最終的に……』 次に何を言うかはもはやわかりきっている事なので割愛させて頂く事にする。 そしてしばらく歩いている内にI-6へと辿り着いたカーズ、その彼を、不気味に見据える影がいた…… ■ ボードで周辺を移動しながらJ・ガイルは想像していた。先程の美しい女性、それを自分がもしも自由にしていたなら、あのまま服を全て引き千切り、彼女を裸にし…… (ひひひひ! あの女はよさそうだったなあ~っ! あはははははははは! いいだろうなあ……あの女が裸で泣き叫ぶんだ……助けてくださいってなあ~、それでその口を塞いでよ……あの女の体をたっぷり味わう…… それで飽きたら殺すっ! あの女は泣きわめく……絶望に顔を引きつらせてなあ~っ、あの顔がたまらねえ! 自分が殺されるとわかった時のあの顔っ! 絶望に身をよじらせるあの顔っ! ひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ、あははははははははは、いひゃひゃひゃひゃひゃひゃ! ) この時、彼の下腹部の一部が異様に盛り上がっていたのだが敢えて触れないことにする。 (女と言えば、ポルナレフの妹、シェリーって言ったかな……ひひひひ! あいつも良かったなあ……泣きわめくのがうまかったぜ…… そういやポルナレフもいるんだったか……あいつを嬲って殺す前に妹の事を言ってやってよお……ポルナレフの奴を絶望の淵にブチ込んでやるのも悪くねえ!哀れなポルナレフは青春を犠牲にして俺を追い続けたのにあ~あ情けない、無惨にも返り討ちにあって死んでしまいました、そしてこの俺J・ガイルはカワイイ女の子をたくさんはべさせて楽しくくらしましたとさ……メデタシメデタシ……うひゃひゃひゃひゃひゃひゃ! ) 下劣な笑みを浮かべ悦に浸るJ・ガイル、しかしその表情は一変する。 (それにしてもワムウの野郎! あとちょっとって所で邪魔しやがって糞っ! 『吊られた男』で刺しても死なねえしよお! 吸血鬼を越えた存在だぁ? つまるところ不死身じゃねえか! あんなの殺せるか畜生! ) そんな事を考えていると、J・ガイルは獲物を見つける。長髪で至る所に傷跡、そして何故か大胆に露出している服、と呼べるかどうかも怪しい物を着ている男だった。 (変態野郎じゃねえか……頭大丈夫かあいつ? まあいい、それよりもついさっきまで戦ったばかりのようだな……血だらけだぜ~っ) J・ガイルの顔が邪悪な笑みに染まる、そして自らのスタンド、『吊られた男』を出現させる。 (『吊られた男』は光さえあればどこへでも入れる……鏡の中でも、水面の中でも、血の中でもな……死にやがれ!) 男の背中に付いている血に『吊られた男』が出現する、そして男の頭部を後ろから刺し貫く! 男は悲鳴もあげずに倒れた。 『ははははははははは! あっけなく死にやがった! さてと、支給品を頂くとするかなあ~』 J・ガイルは川から上陸し支給品を奪おうとする、しかしその場には男もデイバックもなかった。 『ど、どこ行きやがったんだ? し、死体が動くわけねえ! きっと死体のある場所を間違えただけに違い』 その時、J・ガイルは気づく、自らの首筋に剣が突き立てられている事に。 『馬鹿め、気づかないとでも思ったか? 』 ついさっき殺したはずの男が、背後で剣を突き立て、笑みを浮かべていた…… ■ カーズは気づいていた、J・ガイルの姿に気づいていた。J・ガイル本人は全くわかっていないが、ボートのエンジン音、一人で危なげにニヤついているJ・ガイル…… まさに見つけてくださいと言っているような物。更に相手が悪かった。 相手は柱の男の一人であるカーズ、人間のソレを遥かに上回る身体能力、視覚や聴覚とてその例外ではない。そのカーズが、J・ガイルの姿に気づかない訳はない。 もちろん背後から自らを刺した『吊られた男』には多少驚きはしただろう、だが驚くだけだ、後頭部を刺された程度では彼には何のダメージにもならない。 せいぜい頭に穴が一つ開くだけだろう、もっともその穴もすぐに塞がってしまうのだが。 後は死んだふりをし、男の背後を取る。カーズはここで殺してしまおうと最初は考えた。 しかし、ここで彼に一つの考えが浮かぶ。 (私を後ろから刺した異形の何かは……この人間から浮かび上がるように出て高速で移動し、私を刺した。 やはりこれも先程の人間共が持っていた力……『スタンド』と言う物なのだろうか……波紋とは異なる"力"……あの人間のスタンドを攻撃しようとしたらまるでそこに何もなかったかのようにすり抜けた……どういう仕組みなのか……どの様な力なのか……少し興味が沸いた……) 『人間、貴様はスタンドという存在を知っているか? 』 『ひ、ひいいっ! 』 J・ガイルは地べたにへばりつき、この怪物から離れようとするが…… 何故か左耳が熱い、どうなったものかと左耳に触れようとするが……無い、左耳がどこを触っても見当たらない。何事かと思って海で自分の顔を見てみると…… 『ぎゃあああああああああああああああああ! 』 左耳が、頭と泣き別れになっていた。しかしカーズは手を休めはしない、再びJ・ガイルに『質問』する。 『知っているのかと聞いたのだ、人間、これ以上このカーズの手を煩わせるな……もう一度聞く、お前はスタンドという存在を知っているか? 二度目は耳だけでは済まんぞ』 『知ってる! 知ってるよ! スタンドについてて俺が知ってる事を全部話すから命だけは……ぎゃああああああああああああああああ! 』 カーズはJ・ガイルの左手、いや、左側の右手の小指を何事もないように切り落とす。 「ん? 間違ったかな? 」 「話します! 話しますから……もうやめてくれよお……凄く……痛むんだよお……」 「んん~実にナイスな返事だ、では喋って貰おうか、スタンドとやらについて、貴様の知っていること全てだ。もし嘘をついたり隠し事をしたら……わかっているな? 」 「はい……話させていただきます……」 そしてJ・ガイルは話し出す、スタンドには様々な種類があるという事、原則として1人に1体という事、弓と矢についての事、その他諸々、包み隠さずカーズに話した…… 「それで全てか? 」 「はい、これで全てです……これで……助けてくれるんですよね!? 殺さないでくれるんすよね!? 」 縋る様に騒ぎ出すJ・ガイル、しかし…… 「んん~? そんな約束をした覚えはないが? 誰が素直に話せば助けてやると言ったんだぁ~? 」 「そ、そんな……ひいいいっ! 」 「せめてもの礼だ……苦しまずに一瞬で殺してやろう」 カーズが腕から出した剣をJ・ガイルに向けたまま近づく、一歩一歩とJ・ガイルの首を両断しようと近づいてくる。さながら死神の鎌のようだった。 J・ガイルは死にたくなかった。その本能が、叫んだ。 ――貴様はこれから川でこのワムウの決闘を邪魔したものを探し出し、見つけ次第私に報告しろ。 面倒ならば始末しても一向に構わん。いいか、包帯を巻いた男だ。 ……なに、心配はいらん。困った時はこのワムウを呼べ。力を貸してやろう。 ――――困った時はこのワムウを呼べ。力を貸してやろう。―――― ――――力を貸してやろう―――― 「ワムウ様ァ!!!! 助けてくださいワムウ様ァ!!!! 包帯を巻いた男に襲われています!!!! 助けてくださいワムウ様ァ!!!! 」 「ワムウ……だと……フフフ……」 カーズの顔に邪悪な笑みが広がった。 ■ ワムウはエル・コンドル・パサに乗り、小道を進んでいた。 強者に巡り会うため、戦いを愉しむため、エイジャの赤石を手に入れる為。 声が聞こえてくる。拠点の確保のため、強者を見つけるため、ゆっくり馬で歩を進め、尚かつ柱の男の身体能力の2つの条件が重なり、通常では聞こえないであろうその声がワムウには聞こえた。 「ワムウ様ァ!!!! 助けてくださいワムウ様ァ!!!! 」 「ヌウ!? あの男の声……まさか! 」 ワムウの予感は的中することになる。 「包帯を巻いた男に襲われています!!!! 助けてくださいワムウ様ァ!!!! 」 「見つけたかっ! 包帯の男! よくも決闘を邪魔してくれたなっ! 貴様はこのワムウが始末する! 」 ワムウは馬から降りると、声が聞こえた方向へ常人では視認できないスピードで走るっ! ワムウは戦士としての誇りを重んじる、そのワムウの決闘を邪魔した者、それをワムウが許す筈がない。怒りっ!その感情がワムウを行動させたっ! 「死体は欠片も残さん! 完全に消して償わせるっ! 」 ■ 現場へと辿り着いたワムウ。その彼が見た物とは…… 「カーズ様!? 」 「ワムウか……まさか本当に会えるとはな……」 「そいつは!? 何故カーズ様がその人間と? 」 ワムウは怯えるJ・ガイルを一瞥するとそうカーズに言う。 「この人間か? なに、襲ってきたので返り討ちにしただけだ」 「我が僕が失礼を……申し訳ございませんカーズ様」 「謝る必要などない、この殺し合いの場で利用するコマを作っておくなど当然の事だ……それよりワムウ、この人間が包帯の男がどうの言っていたが……何のことだ? 」 「私と波紋戦士リサリサの決闘を邪魔し、殺した男です、あの男だけは許すわけにはいきません、我々の戦いを見ていたこの人間に捜索を命じたのですが……まさかこんなに早く見つかるとは……包帯の男はどこに? 既にカーズ様が始末を? 」 ワムウの言葉を受け、カーズは笑う、最強の波紋戦士が早くも死んだ事と、発覚した一つの事実に。 「実はなワムウ、この人間が包帯の男の正体だ」 カーズは出せと言わんばかりにJ・ガイルを睨み付ける、J・ガイルは怯えながらも「吊られた男」を出現させる。 「こいつは!? 」 「詳しい説明は後でするが……この包帯の男はこの人間の分身のようなものだ」 「お前だったのか! 決闘を邪魔した者は! 人間! 只で済むと思うな! 」 ワムウが両腕を素早く回転させる、闘技、神砂嵐の体勢だ。 「待てワムウ! 」 「!? カーズ様! 」 J・ガイルはワムウにとって最低の男、ワムウは必ず始末するだろう。しかし主であるカーズの命には逆らえない、昂ぶる気持ちを必死で抑え、ワムウは腕の回転を止める。 「人間、貴様の名はなんという」 「J・ガイル……で……です……」 カーズの問いにJ・ガイルは素直に答える。答えざるをえない、逆らったが最後、自分の運命が決まってしまうからだ。カーズが再び口を開く。 「ではJ・ガイルよ、私をワムウと引き合わせたこと、スタンドの詳細を教えてくれた事、この2つに免じ、貴様をこの場限りだけ生かそうと思う」 「ほ、本当ですか! 」 己の命が助かる事がわかるとJ・ガイルは歓喜する。しかしカーズの話は尚も続く。 「しかしだ、貴様はこのワムウの決闘を邪魔した、ワムウは戦士としての誇りを重んじる男でな、貴様を生かしておく気などない筈だ、 このカーズの命がなければワムウは貴様を殺していることだろう。そこでだ……このカーズに提案がある、貴様を見逃し尚かつワムウを納得させる方法をだ……」 そう言うとカーズはいきなりJ・ガイルを捕まえ、真上に放り投げる。 「やれワムウ、最もお前はこれだけでは収まらんだろうがな、次に会ったら殺しても構わん」 「MUUUUUUUUUUUUUUUUU…………」 ワムウが落ちてくるJ・ガイルに向けて、大きく足を上げる。 「OHHHHHHHHHHHHHHHHH!!! 」 そしてその足をJ・ガイルの胴体目掛け振り抜く。 「ぎゃあああああああああああ……」 J・ガイルは何度目かもわからない悲鳴をあげ、夜空の彼方へと消えていった…… 【現在地不明/1日目 黎明】 【J・ガイル】 [時間軸] ジョースター一行をホル・ホースと一緒に襲撃する直前 [能力] 『吊られた男』※射程距離などの制限の度合いは不明。 [状態] 滑空中、左耳欠損、左側の右手の小指欠損、ワムウの蹴りによるダメージ、カーズに絶対的な恐怖。 [装備] なし [道具] なし [思考・状況] 1. ぎゃあああああああ!! 2. 痛えよおおおおおお!! 3. 適当に人を殺す(痛みと恐怖で忘れかけています) [備考] ※デイパックと支給品一式をカーズに奪われました。 ※ワムウの蹴りによるダメージがどの程度なのかは次の書き手さんにお任せします。 ※J・ガイルがどの方向へ飛んでいったかは次の書き手さんにお任せします。 J・ガイルが見えなくなった後、カーズがワムウに話しかける。 「さてワムウよ、行くか」 「は……しかしカーズ様、何故死んだ筈のエシディシ様やシーザーの名が? 」 「話は後だ、もうすぐ夜が明ける……」 こうして早くも合流を果たした柱の男、カーズとワムウ、それは果たして幸運なのか、それとも…… 【I-6 北部/1日目 黎明】 【柱の男達】 【カーズ】 [時間軸] リサリサとJOJOにワムウと自分との一騎打ちを望まれた直後 [能力] 柱の男、『輝彩滑刀の流法』 [状態] 全身に裂傷、中ダメージ、中疲労 [装備] なし [道具] 基本支給品、輸血パック(残量0ml)、不明支給品0~2(未確認)、首輪(エルメェスの物)、不明支給品0~2(J・ガイルの物) [思考・状況]基本行動方針:荒木を殺して力を奪う、スーパーエイジャを手に入れる 1.エシディシ、サンタナと合流する。 2.エイジャの赤石を手に入れる。 3.とりあえず参加者の数を減らす。 4.首輪を解析する。 [備考] ※血を吸った際の回復力に制限がかけられています。 【ワムウ】 [時間軸] ジョセフとの戦車戦のちょっと前 [流法] 風 [状態] 健康 [装備] ストレイツォのマフラー [道具] 基本支給品×2、不明支給品0~3個(リサリサの分) [思考・状況]基本行動方針:人類殲滅、特に波紋戦士とその一族 1.わからないことだらけなので、調査してみる。 2.逆らうもの、波紋戦士は問答無用で殺す。 3.再び会ったならJ・ガイルを殺す。 4.カーズの命に従う。 [備考] ※ ボートが川沿いに放置されています、燃料はもう殆どありません。 ※ I-5にエル・コンドル・パサが放置されています。 投下順で読む 前へ 戻る 次へ 時系列順で読む 前へ 戻る 次へ キャラを追って読む 38 嵐の夜がやってくる ワムウ 83 Safest place to hide 44 ママっ子☆マンモーニ! カーズ 83 Safest place to hide 38 嵐の夜がやってくる J・ガイル 69 Panic
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タブンネ「今日は暇だし600族のみんなでもからかいにいっちゃおっかな♪」 タブンネ「あっ ガブリアスさん発見♪ とっし~ん!!」 ガブリアス「おふぅっ! なんだぁ?? ん?? 何だあのピンクの豚は??」 メタグロス「ガブリアスよ 浮かない顔してどうかしたのか??」 ガブリアス「いや、さっきピンクの豚みたいなのが俺に突進してきてそのまま逃げていったんだが」 メタグロス「ああ タブンネのことか 最近我ら600族にちょっかいをだしているらしいんだ サザンドラもやられたみたいだな」 サザンドラ「ガブにグロスさんか 聞いてくれないか・・・今朝俺が寝てたら頭をぐるぐるに結ばれていたんだが、、最悪の目覚めだった」 ガブリアス「メタグロスに聞いたがお前もやられたのか、、俺達を嘲笑っているのか・・・お仕置きが必要みたいだな」 メタグロス「同意」 サザンドラ「同じく」 タブンネ「楽しかったぁ~ さてと、今日はまだまだ暇だし次は一番プライドの高いボーマンダさんのところかな♪」 タブンネ「あっ! ボーマンダさん発見♪ 休んでお昼寝中みたい♪ 上からタライを落としてペンキでもかけちゃお♪」 バコーン! ビシャッ! ボーマンダ「・・・・・ この俺にいい度胸だあのメス豚・・・ こそこそしやがって・・もうバレてるんだよ」 バンギラス「あ? あれはマンダ君 いつも温厚なマンダ君が暴れながら飛んでる どうしたのかな? カイリュー「何かあったのかしら? ちょっとマンダ君? どうしたの?」 ボーマンダ「お? バンギラスとカイリューか?? 例の糞豚ブンネにやられた・・・」 ガブリアス「お前もやられたのか?? 今メタグロスとサザンドラと一緒にタブンネをこらしめる作戦会議をしてたんだ」 バンギラス「協力するわ」 カイリュー「同じくね」 メタグロス「さて、、どうやって始末する??」 サザンドラ「そんなの簡単 全員で最高威力の技を叩きこむ ボーマンダ「グォワギャオッォォォォーース!!」 ガブリアス「ボーマンダ やる気十分だなw」 タブンネ「ミィ♪ ミィ♪ みぃ~~っ♪」 ボーマンダ「おいクソ豚! この前はよくも屈辱を 喰らえ流星群!!」 タブンネ「え、、なんのことミィ?? ミ、、ミィィイイイイイイィィィッ!!」 タブンネ「ワタシなんもした覚えないのに・・・ちょっと待ってお願いやめてミィ・・」 ガブリアス「とぼけるな!! ハチマキ逆鱗で吹っ飛べ!!」 タブンネ「ミミィィィーーーッッ!!」 バンギラス「必殺のストーンエッジ!!(急所)」 タブンネ「ミギャアアアアアァァァァア’’’」 カイリュー「流星群をもう一発!!」 タブンネ「ミギャッッゥッッッ・・・もう、、、やめ・・」 メタグロス「コメットパンチだ その身に刻むがよい」 タブンネ「ミミィィーーーーーーーーーーーーッッ!!」 ボーマンダ「さぁ 遊びはこれまでだ・・・俺の怒りの眼鏡流星群で粉々だ!!」 ラティオス「600族のみなさん 事情は分からないけど楽しそうじゃん 俺も混ぜてよ 流星群!」 ウルガモス「私も最近孵化に疲れちゃって・・・豚の丸焼きを食べたかったのよね~ 大文字!」 ボルトロス「雷を直撃だ!!」 テラキオン「噂のサンドバッグ発見 インファーーーイト!!」 タブンネ「ミ’ミァア’vんvねうおヴぇvへうえvrh・・・・・・・・」 タブンネの体は縦に真っ二つに切断されて粉々に肉片が吹き飛んで原型もないくらいに吹き飛んだ ボーマンダ「これでスッキリしたな」 ガブリアス「生まれたかったらこんなことするんじゃないぞ」 メタグロス「一件落着だな」 ゾロアーク「アヒャヒャヒャヒャwww 成功成功~ イタズラ成功ww イリュージョンって楽しいな~~」 めでたしめでたし♪
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チェーンスペル・自業自得 コモン 自然文明 コスト20 呪文 ■相手の手札が15枚以上ある時 この呪文を唱える時のコストを1にする。 ■自分はこのゲームに勝利する。 作者:mpedm 評価 今ならサンダームーンで使いたくなりますねぇ。 MorG エメラルで仕込んで、ラッキー・ダーツ!w まじまん
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「ふたば系ゆっくりいじめ 446 俺とゲスと自業自得な餡子脳/コメントログ」 結局自己中なんだよゆっくりは。こんなの潰してすっきりだよ。 -- 2010-07-24 08 36 04 そんな…可愛いおちびちゃんを見てゆっくりできないなんて…うそだろ… -- 2010-07-24 17 24 29 人間がゆっくりできたと自ら認めたんだから取引き成立じゃね? 野良どもに約束どおり報酬を渡すべき。渡すあまあまは潰した親まりさで -- 2010-07-27 23 17 08 ゴミと真面目に会話しようとするなんてキチガイ -- 2010-08-02 05 57 50 お兄さんの言うことがあまりにも正論すぎる -- 2010-08-10 23 28 02 説教されたお兄さん可哀想だけどゴミの会話に付き合ったせいだし自業自得かなぁ -- 2010-08-29 19 37 42 こんなことなら生まなきゃよかった って、まりさはそういう提案してたんだけどな れいむが諸悪の根源 まりさはゲスなりにまだまともだった -- 2010-09-28 13 07 04 ゆっくりは喋るゴミ -- 2010-09-30 00 31 32 お兄さんが正論すぐる… 野良ゆなんかと会話すべきじゃなかったんだね、わかるよー -- 2010-10-10 18 29 27 お兄さんに矛盾を突かれたという事を 僅かでも理解出来てるから かなり優秀な個体だよね でいぶというよりかは賢い(ゆっくりレベルで)ゲスかな -- 2010-11-06 14 08 27 「エ゛ン゛ッ゛!!!」wwwwww -- 2011-04-13 23 33 36 ゲス親のせいで殺される赤ゆっくりが不幸すぎる まあたぶんゲスに成長するんでしょうがね。というかもうゲスだし。 なんかよくわからなくなってきた。ゲスは制裁 -- 2011-04-14 03 57 46 この話好きだなぁ、すっきりー。 -- 2011-05-11 00 09 56 エ゛ン゛ッ゛!!!wwww -- 2011-12-12 19 29 33 ドス以外の取引はしんようできないよー。わかるよー。 -- 2012-03-25 19 53 22 取引の意味を学んで来い!(【取引】商売として、商品を売り買いすること) -- 2013-02-26 00 54 47 ゲスは、やっぱりくずだw -- 2013-09-08 21 08 33 どこかにまともなゆっくりはいないもんかねぇ、、、ってそんな事考えても無駄か -- 2014-07-23 16 14 24 すっきりー! -- 2014-11-09 13 32 43 所詮はゆっくりだね。こいつらで「すっきりー!」するなんてさっさと潰したりサンドバッグさんにするしか無いんだねー。わかるよー。 -- 2015-08-12 21 31 12
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じんこうとうせき じごうじとくのうた【登録タグ し ほぼ日P 初音ミク 曲】 作詞:ほぼ日P 作曲:ほぼ日P 編曲:ほぼ日P 唄:初音ミク 曲紹介 世間では人工透析患者に実費を払えだとか殺せとか酷いことを言う人がいるらしいので怒りで手が震えています。プルプル 経済を支える社会人なら医者のお節介よりも得意先との接待や上司との一杯を優先せざるを得ないのです。運動している暇などないのです。 ヘイト野郎に猛省を促すべく、そんな魂の叫びを曲にしてみました。プルプル(作者コメより転載) ほぼ日Pの380曲目。 長谷川豊氏がブログ上で人工透析患者に暴論を投げる記事を書き、炎上したのが元ネタ。(→記事) 歌詞 (動画より書き起こし) ※ ラーララララ~ララ 自業自得 ラーララララ~ララ 自己責任 食欲の赴くまま 繰り返す暴飲暴食の日々 気がつけばメタボ体型 去年のズボンが入らない 当然に悪化続く 健康診断の数値たち 仕事忙しさ言い訳に 産業医から逃げ回る 知らなかったとは言わないが 何とかなると思ってた 食事制限 運動療法 無視続けた挙句の人工透析 ※くりかえし 私には否がないとか 声高に言う気ありませんが 実費払えなきゃ殺せとか ちょっとあんまりじゃないですか 私だって好き好んで こんな体になったわけじゃない こうなるとわかってれば 医者の話だって聞いたのに 治療の辛さに耐えている 不便な日々を余儀なくされる 今では私も障害者 弱者の人権守ってちょうだい ※くりかえし いつまで保つか 医療保険 あるだけ使え 医療保険 コメント 追加乙お疲れ様でした。 -- 名無しさん (2016-10-23 11 25 29) いつもで?いつまでじゃないですか?最後の文の所 -- 名無しさん (2016-10-23 17 04 18) ↑ご指摘ありがとうございます。修正しました。 -- 記事作成者 (2016-10-23 17 27 30) 名前 コメント
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作者:WxXdknKZo 835 名前:自業自得[sage saga ] 投稿日:2012/07/12(木) 14 17 20.27 ID WxXdknKZo 小 中 大 あ 隔 公園には無惨な姿を晒すほむほむ達が転がっていた。 さやか「あちゃー。出遅れたか……」 杏子「なっ、なんだよこれ?」 ホヒ… ミュ マ…ド ホミ… ホ…ムラ…チャ… ホ… ミ… さやか「ほら、テスト期間だったでしょ」 杏子「あぁ。お前らはそうだったな」 さやか「この時期って、ほむほむの数が増えるのよ。主に仔ほむが」 杏子「仔ほむが増える? 何でだ」 さやか「みんなが真面目に勉強するからだよ」 杏子「……は?」 さやか「一時的に公園が安全になるから、ここぞとばかりに繁殖するみたいなんだ」 杏子「…………」(つまり普段は毎日ここでほ虐してるって事か……) さやか「だからテスト開けに、ここで遊ぶのを楽しみにしてたんだけどね…」 杏子「誰かに先を越されたってか?」 さやか「そうみたい。残念」つんつん… ホ…ヒィ… ミャ… ホッ… ホミ… おっさん「おい。糞ガキ」 さやか「へ?」 杏子「ん?」 おっさん「後始末くらいしていけ」 さやか「え? コレ、アタシがやったんじゃないよ?」 おっさん「嘘言うな。いつもの青いお嬢ちゃんだろ」 さやか「いや、だけど今日は違うし……」 おっさん「ほら、火バサミとバケツ貸してやる。逃げたら学校に電話するぞ」 さやか「おじさん。だから違うって……」 おっさん「黙れ糞ガキ!」 さやか「冤罪だぁー!」 杏子「ハハッ、自業自得だよ。さやか」バイバイ… さやか「ちょっと杏子!」 杏子「頑張って働けよー。じゃーなー」…… おっさん「そうだ。働け!」 さやか「理不尽だぁー!」 おわり ジャンル:さやか ほむ種の居る日常 杏子 野良ほむまど家族 感想 すべてのコメントを見る くっそつまらん しょぼい文でほ虐嗜めたつもりか?ほ愛厨
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103 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2014/07/30(水) 10 18 17.93 ID v98saSqu0 愚痴スレ向きかもしれないが ウチのPLの一人にいい加減キレそうだ 善人プレイ推奨システムで下衆な行動するとか相当好き勝手やるくせに 自業自得であろうと不利な状況になったらPLフレンドリーじゃないて文句言う ご都合主義をやったらやったでGMのあからさまな三味線が透けて見えて萎えると文句言う PLが心地よいと思えるように、かつそれを気付かせないようにさりげなく接待し続けろってことかよ 他のPLも、止めさせるほどじゃないけど好きになれない態度だなぁくらいしか言ってくれない日和見ばっかだし 最近GMをやるモチベーションがゴリゴリ削れていってる 104 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2014/07/30(水) 10 28 38.26 ID jKxzv1u90 悪いことは言わん 追い詰められすぎる前に周囲にぶっちゃけて少し休め 107 名前:ゲーム好き名無しさん[sage] 投稿日:2014/07/30(水) 11 21 29.16 ID z1ZpJWZH0 終了後に感情的に成らずに話し合ってみて、それでも妥協点が見いだせないなのなら、一緒に遊ぶ必要はありません。 ガイギャックス先生の有り難いお言葉です。 スレ391
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俺とゲスと自業自得な餡子脳 22KB ・二作目だよ! ・前作のコメントで指摘を受けて、色々試してみたよ! もし悪化して読み辛くなってたりしたらごめんね! ・一応現代設定だよ! ・俺設定満載だよ!嫌いな人は気を付けてね! ・感想やご指摘があれば、とってもうれしいよ! むしろもっといじめてね!!! ・最後に、相変わらず自己満足からできた物ではありますが、 お一人でも楽しんでいただければこの上なく幸いです。 それでは、どうぞごゆっくり… れいむは困っていた。 望まぬ出産でごはんが足りなくなってしまったのだ。 とは言っても別にレイパーによる強制にんっしんっなどではない。 ちゃんとした番である、まりさとの子だ。 れいむと番のまりさは町に巣食う、いわゆる野良である。 野良ゆっくりが害獣指定されて野良に対して厳しい環境の中、 親姉妹がいないもの同士でそれなりに上手くやってきた。 が、ここ最近の寒さのせいで震えながら互いに寄り添って寝ていたことで、 つい振動がもたらす快楽に我慢できず、すっきりしてしまったのだ。 どこぞの路地裏で生まれ、路地裏で育った生粋の野良であるれいむ達。 町での生き方は他のどのゆっくりよりも熟知しているつもりだ。 なので、うかつに狩りという名のゴミ漁りもできないこの世の中、 食欲旺盛な食い扶持が増えてもそれを賄えなどしないことぐらいわかっていた。 それでも解決策までは思いつかない。 いっそ死産してしまえば、とも思った。 だが比較的安全な胎生にんっしんっだった事も手伝ってか、全部で3匹の赤ゆは全て無事に生まれてしまった。 生まれてしまった赤ゆ達を前にして、一時的には空腹も忘れて幸せな気分に浸れた。 しかし、もちろんそれだけで本当に腹が膨れなどしない。 子供が生まれてから数日後、赤ゆたちが寝静まったある夜。 かつて必死で蓄えたごはんも底を尽きかけているという現実を目の前にして、 二匹はようやく慌てて、対策を練ろうとした。 番のまりさは、辛いがもうおちびちゃんを捨ててしまおうと提案したが、れいむはそれを有無を言わさず一蹴した。 ゲスとでいぶというどうしようもない組み合わせの二匹ではあるものの、 実際に我が子を目にして、れいむの中に生まれたなけなしのぼせい(笑)がそれを拒んだのだ。 だが他に妙案も浮かばず時間だけが過ぎ、貴重な食料は減っていく。 そして現在に至る。 「れいむ、どうするんだぜ?おちびちゃんたちもおなかをすかせはじめてるし このままじゃぜんいん、えいえんにゆっくりしちゃうんだぜ…」 自分が必死に考えているというのに、まるで他人事のように話すまりさ。 先程の無慈悲な提案も相まって、イライラしていたれいむはまりさに対してきつく当たった。 「うるさいよ!いわれなくたってわかってるよ! いちいちわかりきったこといわないでね!!まりさばかなの?」 「いらいらしてるからってまりさにあたるのはやめるんだぜ! まりさががんばってだしたていあんをいやだっていったのはれいむなんだから れいむがかわりをかんがえるのはとうぜんなんだぜ!! どっちがばかなのかゆっくりりかいしてね、ばか!!!」 だが、同じくイライラしていたまりさに言い返されてしまった。 確かにまりさの言い分を一方的に蹴ったのは自分である。返す言葉も無い。 れいむは再び口を閉ざし考え込んでしまった。 「ゆぅ…どうしよう…… いいかんがえなんてまったくでてこないよ。 やっぱりまりさのいうとおり、このこたちをすてるしか… こんなにゆっくりできるこたちなのにぃ…… ……ゆっ?」 眠っている赤ゆ達を見つめながらうちひしがれるれいむだったが、 急に何かに気がついたように、顔を上げた。 「どうしたんだぜ?れいむ?」 「まりさ!れいむいいことおもいついたよ!! これならにんげんのたべてるおいしいあまあまもいっぱいもらえるよ!!!」 「ゆっ!?それはほんとうなのかぜ!? まりさにもはやくおしえるんだぜ!!!」 「あのね………」 夜は更けていく――― ―――――――――― 朝。 早朝独特の爽やかな空気を吸い込んで最高だった俺の気分は、 路地裏から這い出て来た、奴らを視界に入れた事で直下降した。 「「にんげんさん。ゆっくりしていってね!!!」」 「「「ゆっきゅりちていっちぇね!!!」」」 少し視線を下げると、そこには薄汚れてところどころゴミの付着した汚饅頭が2匹と、 何か癇に障る声で舌足らずに話すチビ饅頭が3匹。 ―――出たな、ゴミ饅頭め。 ふてぶてしい顔でお決まりの挨拶を吐く饅頭どもを見て、俺は陰鬱な気分になった。 つい十数秒前まではあんなに晴れやかな気分だったのに一瞬でこれだ。 それもそうだ。こいつ等と関わって喜ぶような人間はいないし、 一々潰すのも面倒臭い。後片付けだって楽じゃないしな。 が、いくら面倒臭くとも、野良を見つけた場合は確実に駆除。 そういう決まりがあるのだから、放っては置けない。 そのために、市が設置した公共の野良ゆっくり専用ゴミ箱なんかがある。 (えっと野良専用のゴミ箱はっと…) さっさと潰してしまおうと、近くに野良専用ゴミ箱があるか探す俺に不穏な空気を感じたのか、 慌てた様子で親ゆっくり達が話しかけてきた。 「ま、まってね、にんげんさん!!まりさたちのはなしをきいてね!!!」 「れいみゅたちなんにもちてないよ!!!」 うるっせえなぁ… 何もしてないもクソもお前らは存在してるだけで害悪だろうがよ。 ただでさえこっちは朝っぱらから汚いもん見せられて気が立ってるのに、 甲高い声で喚くなっつーの。俺のストレスがマッハだわ。 20メートルほど先に野良専用ゴミ箱を見つけた俺は早く済ませようと足を上げる。 「にんげんさん! れいむたちはおたがいがゆっくりできる“とりひき”がしたいんだよ!!! ゆっくりしないでりかいしてね!!!」 「「りきゃいしちぇね!!!」」 あん?取引だ? 妙な事を言い出した親れいむの話に、思わず足を止めてしまった。 それを好機とみたのか、親ゆっくり達は次々とまくし立てる。 「かわいいれいむたちはおなかがすいてるよ!! にんげんさんをゆっくりさせてあげるから れいむたちにあまあまよこしてね!!」 「そうなんだぜ!! ちゃんとゆっくりしたらさっさとあまあまよこすんだぜ!!!」 言いたい事はなんとなく伝わったけど、話を勝手に進めすぎて大雑把にしかわからん。 興奮しすぎてゲスの本性を出し始めた親ゆっくりに一応確認してみる。 「あー、つまり俺をゆっくりさせてやる代わりに 食い物よこせって事でいいんだな?」 「ゆっ!そうだぜ! りかいがはやいとたすかるんだぜ!!!」 うるせーよ、餡子脳。舌引っこ抜くぞ。 なんでいつ見ても常に上から目線で偉そうなんだ、こいつら。 「まあそれはいいんだけど、どうやって俺をゆっくりさせる気だ? まさか『かわいいれいむのうつくしいこえがきけたんだから、ゆっくりできたでしょ?』 とか言わんだろうな。 もしそうなら問答無用でゴミ箱へ直行してもらうが」 「ゆっ!?ちがうよ! そんなこというわけないでしょ?なにいってるの?」 「ばかなの?しぬの?ってか。 それはともかく、それならどうすんだよ。 やるなら早くやってみせろ。時間がもったいない」 「とりひきせーりつだね!わかったよ!! じゃあゆっくりさせてあげるね!! おちびちゃんたち!!!」 親れいむの号令で赤ゆたちがそろって俺の前で得意げに胸(?)を張る。 「「「ゆっきゅりしちぇいっちぇね!!!」」」 そのまま数秒間静寂が場に流れる。 ここからどうするのかと思っていると 一仕事終わったとでもいうような顔で親れいむが言った。 「はい!ゆっくりできたでしょ? さっさとれいむたちにあまあまよこしてね!!!」 「よこしぇ~!!」 「あみゃあみゃ~♪」 「あみゅあみゃはゆっくちできりゅんだじぇ!!」 ……はい? どういうことか理解できないので、改めて聞いてみる。 「で、俺をどうゆっくりさせてくれるんだ?」 「ゆ?なにいってるの? れいむのかわいいおちびちゃんたちをみてゆっくりできたでしょ?」 「ゆゆ~ん♪まりささまのあかちゃんはとってもゆっくりできるんだぜ~♪」 「「「かわいくっちぇごめんにぇ!!!」」」 ―――ああ、そういうことかよ。要するに、いつもやってる事と変わんねえじゃねーか。 こいつらの言わんとした所を理解した俺は、あまりの野良饅頭共の馬鹿さ加減に思わず頭を抱えたくなった。 ―――――時は戻って深夜――――― 「だから、かわいいあかちゃんをみせて ゆっくりしてないにんげんたちをゆっくりさせてかわりにあまあまもらえばいいんだよ!!!」 「ゆ!?でもれいむ、まりさたちがなにをいっても にんげんたちはきかずにころそうとしてくるんだぜ!! そんなにんげんにおねがいしようだなんてきけんなんだぜ!!!」 そう。伊達にまりさやれいむとて長年野良をやってはいない。 人間にはどう足掻いても敵わないことは身にしみてわかっていたし、 自分達を目の敵にしていることも知っていた。 まりさ達だってこれまで人間に見つからないように、必死になってきた筈だ。 そんな恐ろしい人間に自ら近づこうなんてれいむは何を言っているのだろうか。 なんとかれいむのやる気を失くさせようするまりさをれいむは鼻で笑うように言った。 「だからおねがいじゃないよ!!これは“とりひき”だよ!! にんげんとは“いーぶん”なかんけいなんだからもんだいないよ! 『そうごのりえき』をついきゅーしたけっかがこれだよ!!! まりさもゆっくりりかいしてね!!!」 普通に考えれば問題だらけ、穴だらけなプランだ。 と言うよりも、いつもゆっくりがやっているやり口の見方を変えただけである。 しかし、まりさはれいむのゆっくりにしては小難しい言葉と 持ち前の餡子脳に惑わされて、至極あっさりと話に乗った。 「ゆぅ~!すごいんだぜ、れいむ!!! まりさだってそんなことかんがえもつかなかったんだぜ!!! こんなかしこいれいむをおよめさんにもらってまりさはしあわせものなんだぜ!!!」 「ゆぅ~♪ほめすぎだよ、まりさ!!」 番にほめられてグネグネ蠢く汚饅頭。 気色の悪いことこの上ないが、そこまで調子付くのも無理からぬ事。 この汚饅頭たちにとっては、今が間違いなくゆん生最高の時だったのだから。 結局その日の夜は有頂天になったまま寝てしまい、次の日の朝早く親ゆっくり達は赤ゆ達に考えを簡単に説明した。 「…というわけで かわいいおちびちゃんたちならぜったいににんげんなんかいちころだよ!!!」 「わーい!にんげんしゃんのあみゃあみゃがちゃべれりゅんだじぇ!!!」 「ゆっくちれいみゅたちのきゃわいいところみしぇてあげようにぇ!!!」 「きゃわいくちぇごめーんにぇ!!!」 「さあ!じゃあだれでもいいからにんげんをみつけて“とりひき”しにいこうね!!!」 「「「「「ゆっゆっおー!!!」」」」」 意気揚々と、巣である汚いダンボールからずーりずーりと這い出てくる野良一家。 その威勢の良い様子とは裏腹に、これから先ろくでもない運命しか待ち受けていないのは明白なのだが。 ―――――――――― そんなこんなで、自慢げに食料を要求してくる饅頭達を見ながら、俺はどうしようかと思っていた。 無論食料をやろうかやるまいかではない。このままさっさと潰そうかどうしようかだ。 普通ならこのまま言っていることを無視して潰すのだが、 貴重な休日の朝一の散歩を邪魔された腹いせもあるし、少し暇潰しでもしてみるか。 ま、どの道最後に潰すのは変わらないけどな。饅頭潰すか、暇潰すかの違いだ。 「どうしたの?さっさとかわいいれいむたちにあまあまよこしてね!!!」 「じぶんだけゆっくりしようなんてげすのかんがえることなんだぜ!!」 「しょーだしょーだ!!」 「ゆっくちしゃしぇろー!」 「ゆっくち♪ゆっくち♪」 どんどん調子に乗り出すクソ饅頭達。 ならば、俺はこう返すしかないだろう。 「あ?嫌だよ。何で俺がお前らにメシなんぞやらなきゃいけないわけ?」 「「「「「ゆ゛!?」」」」」 俺の言っていることが理解できないとばかりに一斉に固まる野良達。 「あん?言ってることわかんねーのか?お前らなんかにやるものなんぞ何もねーっつってんだよ」 もう一度言ってやると、一拍置いて饅頭共が騒ぎだす。 「どおじでぞんなごどいうの゛ぉぉ゛ぉ゛ぉ!!!」 「うぞづぎはゆっぐりでぎないぃぃぃぃぃぃ!!!」 「うしょちゅきはゆっくちちね!!!」 「ゆあぁぁぁん!あみゃあみゃちゃべちゃいよぉぉぉ!!!」 「どうちてあみゃあみゃくれにゃいにょぉぉぉぉ!!?」 「嘘つきも何も嘘なんぞついとらんがな。」 「じゃあざっざどあ゛まあ゛まよごぜぇぇぇぇ!!!」 「だから何でやんなきゃいけないんだっつってんの。人の話聞けよ。 そもそもそんなブッサイクなガキ見たってゆっくりできないっつーの。」 「「「「「ゆ゛っ!?」」」」」 またもや固まる饅頭達。 また騒がれる前に、言いたいことは言っておきたい。 「あのなぁ、お前ら『赤ちゃんはゆっくりできる』とか言ってるけど そりゃお前らの中での話だろ。何で俺までそうなると思えるんだ?」 「どおじでもなにもあがじゃんがゆっぐりでぎるのはどおぜんでじょおぉぉぉ!!!」 「じゃあ自分の子供だけ見てゆっくりしてればいいだろうが。 別にメシなんぞ無くともお前らにとっては『ゆっくりすること』が一番大事なんだろ?」 「なに゛いっでるの゛ぉぉぉ!!おながへっでじゃゆっぐりでぎない゛でじょぉぉ!!!」 「へぇ、じゃあお前らにとって子供はメシにも劣る存在なのな。 おい、聞いたかチビども!お前らの親はお前らよりもメシの方が大事なんだってよ!」 俺と親の会話を聴いて、さっきまで固まっていた赤ゆ達が急に騒ぎ始めた。 「ゆ゛っ!?どういうこちょ!?」 「おかーしゃんちゃち、れいみゅがだいじじゃにゃいにょ…?」 「ち、ちがうよ、おちびちゃんたち!おかーさんそんなことおもってないよ!!」 「そうなんだぜ!おい、にんげん!へんなこというんじゃないんだぜ!!!」 つっかかってくる親まりさを気にもせず、更に続ける。 「変なことも何もお前らが言ったんだろうが。 『赤ちゃん見てるよりも、メシ食ってたほうがゆっくりできる』ってな。 可愛いおちびちゃんはゆっくりできるなんて人には言いながら その実メシの方が大事ってわけだ。大した役者だよ、お前ら。」 それを聞いたチビたちは、更に大声で泣き喚く。 親れいむは子をあやすのに必死だったが、親まりさは違った様だ。 簡単にこっちの挑発に乗ってきた。 「ゆぐぐぐぐ……だまるんだぜ!! おとなしくしてやってれば…もうゆるさないんだぜぇ。 おちびちゃんやまりささまをばかにするげすにんげんはまりささまがせーさいしてやるのぜ!!!」 俺が鼻で笑うと、堪忍袋(笑)の緒が切れたまりさがこちらに飛び掛ってきた。 たかが饅頭とはいえ親サイズともなればそれなりの重量はある。 ゆっくりにしては中々に早い動きで急に飛び掛って来たまりさに、 油断していた俺は膝を横から殴られるような形で突撃され、思いっきり吹っ飛ばされた。 ―――などという事は無く、普通に向かって来た所をカウンターの要領で蹴り飛ばした。 「ゆ゛びゃあぁぁぁぁ!!! ぶびゅっ!!!」 「……ば…ばりざぁぁぁぁ!!!」 「「「おとーしゃぁぁぁん!!!」」」 反動付きで蹴り飛ばされた親まりさは、壁に激突してボテンと落ちた。 歯は抜け落ちてボロボロになっていて、帽子も壁に激突した拍子に破れたようだ。 微かに動いてるところからしてまだ生きてるらしい。しぶとい饅頭め… 俺は親まりさに近づき、踏みつけてから更に足で壁に押し付けるようにして力を込める。 「何だ、制裁って?俺はお前らが言った事解り易くしただけだろうが? 言った内容まで人のせいかよ。そんだけでゲスになんのか、あぁ? なら、自分の言った事に責任持たずに人に擦り付けるお前らもゲスだよなぁ。 じゃあお前の言う通りゲスは制裁しないとな!」 更に足に力を込めると、今度は親まりさの尻から餡子が漏れ出した。 「あ゛あ゛あ゛あ゛!!ごべんなざい゛い゛い゛!!! ばでぃざがわるがっだでずぅぅ゛!!! いだい゛!じんじゃう!!! おでがいじばずがらぜいざい゛じないでぇぇ゛!!!」 「簡単に謝るくらいなら最初からでかい口叩くんじゃねーよ。 自分の発言に責任も持てないなら言うんじゃねえ、ボケ!」 「ゆ゛っゆ゛っゆ゛っゆ゛っゆ゛っ」 まりさは餡子を吐いて呻くだけで、何の反応もしなくなった。 他の奴らはさっきまでの勢いはどこへ行ったのか、 未だかつて見た事の無い光景にしーしーを漏らしながらガタガタと震えている。 その様子に少しスカッとした俺は足を親まりさからどけて、他の饅頭達に話し掛けた。 「よう、クソ饅頭共。ありがとよ、その不細工なチビよりはゆっくりできたぜ」 「なに゛いっでるのおぉぉ!ごんなのゆっぐりでぎるわげないでじょぉぉ!!!」 「そりゃお前らはな。でも俺はゆっくりできるんだよ、わかるか?」 「にゃんでぇぇ゛!?わがらな゛いよぉぉぉぉ!!!」 なにか違う種類のゆっくりになりかけてるれいむに対して、俺は続ける。 「あー、ったくめんどくせぇなぁ。まあおとなしく聞けや、汚饅頭。 例えばだ、ありす…レイパーっているだろ」 「ゆ!?れいぱーはゆっくりできないよ!!」 「お前達にとってはな。 でも無理矢理他のゆっくりにすっきり仕掛けてる時が、 あいつらにとっちゃ一番ゆっくりできる時なんだよ。 なんでかわかるか?」 「そんなのわからないよ! れいぱーみたいなゆっくりしてないゆっくりのきもちなんてわかんないよ!!!」 「ああそうだろうな。じゃあ聞くけどよ、 レイパーの気持ちはわかんないのに、何で人間の気持ちはこうだって言えるんだ?」 「ゆ?」 「ゆ?じゃねーよ。バカか、お前。 何でお前らは、人間がお前らのクソチビ見てゆっくりできるって考えれんだっつってんの。 お前らの不細工なガキ見てゆっくりできる奴なんぞお前らぐらいしかいねぇよ。 少なくとも人間にはそんなもん当てはまらねーっつーの」 親れいむはボケーッと馬鹿面下げて聞いている。うん、これはわかってないな。 「つまり、個人や種族によって『ゆっくり』の形はいくらでも変わるんだよって事だ。 お前らとは別に、レイパーにはレイパーの、俺には俺の『ゆっくり』があるんだよ」 「だ、だってれいむたちはかわいいおちびちゃんたちみてゆっくりできるんだよ? れいむたちがゆっくりできるならほかのみんなもゆっくりできるって……あれ?」 混乱している親れいむが言っている事に心底呆れた俺は、更に続けた。 「はぁ…ホンットどうしようもないな、お前。 そもそもゆっくりってやつは、誰かをゆっくりさせようとするものなんじゃねーの? なのにお前ら見てると、自分達がゆっくりするために他の奴らを都合よく使ってやろうって魂胆しか見えないんだよ」 「ゆっ、そんなこと…」 「無いって言えるのか? ありとあらゆる価値観を自分が中心になるように都合よく当てはめて、 それを他の者に押し付けて好き放題しようとするお前らが?」 「ゆぐっ…ぐぐ…ぐぐぐ……」 「おかーしゃぁん…」 「にゃんだかゆっくちできにゃいよぉ……」 「今回だってどうせ自分の事だけしか考えてないんだろうが。 『お前をゆっくりさせてやるから、こっちもゆっくりさせろ』だ?何様だ、お前。 そういうのはまず相手の気持ちを汲んでやれて初めて成立するものなんだよ。 自分の『ゆっくり』=他者の『ゆっくり』だと思ってるお前らにはできねえよ。 お前らのやってる事は取引じゃない。ただのこじ付け、屁理屈の類だ。」 親れいむの顔は、とどまる事を知らずに醜く歪んでいく。 「自分の価値観のみで作った、自分に都合のいい恩を押し売って、 その代わりに自分が欲しいものを自分が望むだけお前から貰いますってか? ゆっくり理解しときな。 そういう、お前らの様に相手の『ゆっくり』を無視して、自分の事しか考えないような奴をゲスって言うんだよ」 「ゆっぐり…だばれ……」 「ハッ!何で黙らなきゃいけないんだよ。 お前ら言い返せなくなったらそれしか言うことないのな。 なあ、実際の話お前らほど『ゆっくりしていってね』って台詞が相応しくない奴はいねーよなぁ。 挨拶も『ゆっくりさせていってね』に変えた方がいいんじゃねーの? あ、もう態度からして言ってるようなもんか。 さすがゲスは一味も二味も違うな!俺の頭では理解しきれんわ」 「ゆがぁぁぁぁ!!だま゛れえぇぇ!!! ぞれいじょうでいぶをばがにずるどゆっぐりでぎなぐじでやるぅぅ゛!!!」 「うるせーよ、黙んのはテメーだゲス饅頭!」 ブヂッ!! 「エ゛ン゛ッ゛!!!」 「「「おがーじゃぁぁん゛!!!」」」 先程のまりさと同じように、こちらの言う事に耐え切れなくなって 飛び掛ってきた親れいむを、迎え撃つようにしてリボンごと上から踏んづける。 「ゆ゛あ゛ぁぁ゛ぁ゛!やべでぇぇぇ゛!! あんごでじゃう!でいぶじんじゃうぅぅ゛ぅ゛ぅ゛!!!」 こちらもいい加減我慢の限界が近い。 踏みつける足にも、つい力が入ってしまう。 「別にいいじゃねえか、死んじまっても。 で、何だ、ゆっくりできなくしてやるだ? ああそうかよ。でも生憎とお前らが何もしなくても、 お前らがいるだけでゆっくりできねーんだよ、こっちは! …どんだけ言っても無駄かよ。クソっ、やっぱ変な事考えなきゃよかったぜ。 とんだ暇潰しになっちまった。さっさと潰すか、気分悪い。」 そう言った途端に全員、さっき蹴り飛ばして息も絶え絶えだった親まりさまでもが、 潰すという単語に反応したのか、命乞いを始めた。 やはり自分の命には相当執着するものらしいが…… 「だ、だずげでぐだざい…ばでぃざだげでも!ばでぃざだげでぼぉぉぉ!!!」 「でいぶはおにーざんをゆっぐりざぜれるように゛がんばりばずがら!! がわいぞうなでいぶはづぶざないでぐだざい!!!おでがいじばずぅぅ!!!」 「ゆぁぁぁん!ちにちゃくにゃいぃぃ!! だれきゃきゃわいいれいみゅをたしゅけちぇぇ!!!」 「ゆんやぁぁぁ!こんにゃにょっちぇにゃいよぉぉぉ!!! れいみゅゆっくちしちゃいだけにゃにょにぃぃ!!!」 「にんげんしゃん、まりしゃをゆっくちしゃしぇてほしいんだじぇ!! いもうちょたちはみんにゃちゅぶしちぇもいいかりゃ まりしゃはたしゅけちぇほしいんだじぇ!!」 見苦しい事この上ねえな。この期に及んで、自分だけは~か。 そりゃ生きる上では誰だって持ってる本能だろうが、家族を全部売ってまでしがみ付きたいもんなのかよ…… まあいいさ。どうであれ、こいつら野良がどうしようもないやつってことには違いない。 せめて最後はお前らの流儀に合わせて、潰してやる。 「あー、じゃあ取引だ。」 「ゆ゛っ!?ど、どりひぎ!!?」 「なんでぼじばず!!ばでぃざなんでぼじばずがら!!!」 「あっそう。じゃ、俺はお前達でゆっくりさせてもらう事にするわ。 その代わりお前らをゆっくりさせてやるよ」 俺の言葉に少し顔色がよくなる饅頭達。 「ゆ、ゆっくちさしぇてくれりゅの……?」 「ほんちょに…?」 「……まりしゃたしゅかりゅんだじぇ?」 「に、にんげんざん、あでぃがどうございばずぅ!!」 「までぃざだぢなんでぼじばず!!!」 急に明るくなって、涙を流しながら感謝の言葉まで言い出す饅頭達。 ……なにか勘違いしてんな、こいつら。 「いや、別になんもしなくてもこっちで勝手にやるから、さっと!」 「ゆ゛ぴぃ゛!!!」 言い終わると同時に赤ゆを一匹踏み潰す。れいむ種だ。 「……ど、どぼじでぇぇぇぇ゛ぇ゛!!?」 「う゛わ゛ぁぁ゛ぁぁ゛!!でいぶのおぢびぢゃんがぁぁぁ!!!」 「れーみゅぅぅ!!」 「まりちゃのいみょうちょがぁ!ゆっきゅりちてぇ!!」 あー、うるさい。 今更言うのも何だけど近所迷惑だな、こりゃ。さっさと終わらせよう。 次は、うろたえているもう一匹のれいむに大股で近づく。 「おかーしゃんたしゅけ…ゆっ、ゆっ、も…もっちょゆっきゅりぢぃ゛!!!」 プチュン!! 「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!! ばでぃざのあがぢゃんん゛ん゛ん゛!!!」 言わせるかよ、ゲスが。 お前らみたいな他者の事を顧みないゴミ屑に『もっとゆっくりしたかった』などとほざく権利があると思うなよ。 「おぢびじゃぁぁん゛!!! どぼじでごんなごどずるの゛ぉぉ゛ぉ゛!!?」 「どうしてって俺がゆっくりするために決まってんだろうが」 「な゛んでごんな゛ごどじでゆっぐりでぎるの゛ぉ゛ぉ゛!?」 「ゆっくちできにゃいぃぃ!!!」 「お前らの都合なんぞ知るかよ。 人間は、って言うか俺はこうしなきゃゆっくりできないんだっての。 さっき俺が言った事もう忘れたのか?餡子脳。お前らが居るとゆっくりできないの。 俺がゆっくりできないのは可哀相だろ? もう理解しなくてもいいから、さっさと潰されろ。いい加減めんどくせーし」 止めを刺そうとした俺に饅頭たちは尚も食い下がる。 「ばでぃざだぢゆっぐりでぎでないよ゛ぉぉ゛!!! どりひぎばどうなっだのぉぉ゛ぉ゛!!?」 「取引?ちゃんと守ってるだろうがよ」 「どごがぁぁぁ!?でいぶのがわい゛い゛おぢびぢゃんえいえんにゆっぐりじぢゃっだでじょぉぉ!!?」 「永遠にゆっくりしたんだろ? どんな形であれお前らをゆっくりさせてやってるじゃん。ほら、何も間違えて無い」 俺の答えを聞いて、饅頭達の顔が一気に青白くなった。 「「「ぞ、ぞんな゛ぁぁ゛ぁ゛「もういいよ、おまえら。じゃあな。」 「ゆ゛ん゛やぁぁ!!ゆ゛ん゛やぁぁ゛ぁ゛!!!」 「いやだ、いやだいやだいやだ!!ま゛だじにだぐない゛!! ばでぃざま゛だごれがらもっどゆっぐりずるんだぁぁ゛ぁ゛ぁ゛!!!」 「なんでがわ゛いいでいぶがごんな゛め゛に゛ぃ゛… ごんなごどならごども゛なんがうばなぎゃよがっだ……」 親れいむの後悔の言葉を最後に、野良一家はその惨めなゆん生を終えた。 ―――――――――― 胸糞悪いやり取りを終え、ゴミ箱に捨て終わった後に時計を見ると、早朝というには少し遅すぎる時間になっていた。 帰ろうと後ろを振り向くとすぐそこに、昔っから俺の苦手なカミナリおじさんが青筋たててこっちを睨んでいる。 そりゃ朝っぱらからあんなに饅頭騒がせてりゃ、大迷惑に決まってる。 せっかくの休日の朝が台無しになった事に俺は深く悲しみ、いい歳こいて説教を受け、おじさんに謝りながら思った。 ―――ゆっくりゴミ饅頭なんかの戯言を聞いた結果がこれだよ、と ・あとがき 今作は「もっとゆっくりしたかった」と言わせたくないという、 ふとした想いからまたもや衝動的に生まれたものです。 その割にはえらく長いうえにどこかで見たような話に… でも反省はするけど、後悔はしません。多分。 もっと簡潔、かつ解り易くするのが今後の課題かも。 本当は…おもいっきり希少種愛でるようなやつも書きたいです…… では、ここまで読んで下さった全ての人に感謝を。 本当にありがとうございました!! ・過去作品 ふたば系ゆっくりいじめ 412 僕と『あの子』とゴミ饅頭と トップページに戻る このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね! 感想 すべてのコメントを見る 所詮はゆっくりだね。こいつらで「すっきりー!」するなんてさっさと潰したりサンドバッグさんにするしか無いんだねー。わかるよー。 -- 2015-08-12 21 31 12 すっきりー! -- 2014-11-09 13 32 43 どこかにまともなゆっくりはいないもんかねぇ、、、ってそんな事考えても無駄か -- 2014-07-23 16 14 24 ゲスは、やっぱりくずだw -- 2013-09-08 21 08 33 取引の意味を学んで来い!(【取引】商売として、商品を売り買いすること) -- 2013-02-26 00 54 47 ドス以外の取引はしんようできないよー。わかるよー。 -- 2012-03-25 19 53 22 エ゛ン゛ッ゛!!!wwww -- 2011-12-12 19 29 33 この話好きだなぁ、すっきりー。 -- 2011-05-11 00 09 56 ゲス親のせいで殺される赤ゆっくりが不幸すぎる まあたぶんゲスに成長するんでしょうがね。というかもうゲスだし。 なんかよくわからなくなってきた。ゲスは制裁 -- 2011-04-14 03 57 46 「エ゛ン゛ッ゛!!!」wwwwww -- 2011-04-13 23 33 36 お兄さんに矛盾を突かれたという事を 僅かでも理解出来てるから かなり優秀な個体だよね でいぶというよりかは賢い(ゆっくりレベルで)ゲスかな -- 2010-11-06 14 08 27 お兄さんが正論すぐる… 野良ゆなんかと会話すべきじゃなかったんだね、わかるよー -- 2010-10-10 18 29 27 ゆっくりは喋るゴミ -- 2010-09-30 00 31 32 こんなことなら生まなきゃよかった って、まりさはそういう提案してたんだけどな れいむが諸悪の根源 まりさはゲスなりにまだまともだった -- 2010-09-28 13 07 04 説教されたお兄さん可哀想だけどゴミの会話に付き合ったせいだし自業自得かなぁ -- 2010-08-29 19 37 42 お兄さんの言うことがあまりにも正論すぎる -- 2010-08-10 23 28 02 ゴミと真面目に会話しようとするなんてキチガイ -- 2010-08-02 05 57 50 人間がゆっくりできたと自ら認めたんだから取引き成立じゃね? 野良どもに約束どおり報酬を渡すべき。渡すあまあまは潰した親まりさで -- 2010-07-27 23 17 08 そんな…可愛いおちびちゃんを見てゆっくりできないなんて…うそだろ… -- 2010-07-24 17 24 29 結局自己中なんだよゆっくりは。こんなの潰してすっきりだよ。 -- 2010-07-24 08 36 04